
毎日シャンプーしてるのに、頭皮がかゆい。フケがでる。
それは頭皮が “乾燥” しているのかもしれません。
頭皮の乾燥は、かゆみやフケの原因になるだけでなく、健康な髪の成長を妨げる可能性もあります。
その原因と対策を以下にまとめます。
頭皮が乾燥する原因

⒈気候や季節の変化
季節の変わり目にはお肌が乾燥しやすく、普通肌の人がこの時期だけ敏感肌になることも多いようです。
夏と秋の境目は大気中の水分量が大きく減り、潤いを保つための皮脂も少なくなりがち。
お肌だけではなく、頭皮や髪の毛も乾燥しやすい時期なんです。
特に冬の乾燥した空気や夏の強い紫外線は、頭皮の水分を奪います。
紫外線を長時間浴びると頭皮がダメージを受けてバリア機能が低下し、水分保持力が下がって乾燥しやすくなります。
また、頭皮が日焼けして炎症を起こしてしまい、角質が剥がれ落ちてフケが増えるケースもあります。
⒉シャンプーのしすぎ

シャンプーをしすぎると必要な皮脂まで洗い流してしまい頭皮が乾燥しやすくなります。
皮脂はベタつきの原因であり、しっかり落とすべきものというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
実は皮脂は、外部刺激から頭皮を守ったり、頭皮の水分が蒸発しないようにフタをする役割もあるんです。
そのため、皮脂を過剰に落とすと、外部刺激を受けて炎症が起きたり、水分が失われて乾燥したりします。
頭皮が乾燥してきたかも・・と思う方は、下記のような行動を取っていないかを確認しましょう。
⒊ストレスやホルモンバランスの乱れ
ストレスは皮脂分泌を不安定にし、乾燥や脂性の原因になることも。
ストレスが溜まるとホルモンバランスが変化し、体内の血流を制御する自律神経が乱れて頭皮の血行が悪くなります。
頭皮は、ターンオーバーという仕組みで生まれ変わりを繰り返しています。
血流が低下すると頭皮へ栄養が十分に送れずにターンオーバーが乱れるのです。
その結果、頭皮を健康な状態に保てなくなり、乾燥しやすくなります。
⒋栄養不足と水分不足

栄養バランスが悪い食事や体内の水分不足は、頭皮の乾燥にも影響します。
タンパク質やビタミン、ミネラル(特にビタミンB群や亜鉛)など頭皮の健康に必要な栄養が不足すると、皮脂分泌が低下し、頭皮が乾燥します。
偏食や過度なダイエット、コンビニ食が多い食生活の方は注意が必要です。
水分が足りないと頭皮を含め全身の肌が水分不足になります。
乾燥した肌は少しの刺激でも赤みや痛みなどが起こることもあります。
また、水分不足は頭皮への血流を低下させます。
血液には、摂取した栄養と酸素が含まれているため、血流の低下は健やかな頭皮を維持できなくなり、髪の栄養不足の原因にもなります。
栄養不足になった髪は十分に育たなくなり、細毛や薄毛に繋がってしまいます。
⒌ドライヤーの温風
頭皮の近くからドライヤーの温風を当てると、頭皮の水分を奪ってしまいます。
同じところに集中的に温風を当てた場合も乾燥するため注意しましょう。
また、ドライヤーをする前にタオルドライをしないことも原因の1つです。
タオルドライが足りていないと、乾くまでに時間がかかり、どうしてもドライヤーを当てる時間が長くなります。

頭皮の乾燥はフケ・薄毛の原因に
フケは頭皮の古い皮膚細胞が剥がれ落ち、新しい皮膚細胞に変わることで起きる「生理現象」です。
頭皮の生まれ変わり(ターンオーバー)の際に出るのがフケなので、フケが一切出ない人はいません。
しかし、頭皮の乾燥状態が続くと、皮膚のバリア機能が低下し、ターンオーバーが乱れます。
ターンオーバーが乱れることで、本来ならはがれ落ちる必要のない皮膚まではがれ落ちてしまうため、フケが増加し目立つ可能性があります。
そして乾燥した頭皮は血行が悪くなっているため、髪のハリやコシがなくなったり、髪が細くなったりといった薄毛や抜け毛の原因にもなります。
また、頭皮が傷つき、炎症を起こすと薄毛や抜け毛だけではなく、脱毛症を引き起こすこともあるため十分に注意しなければなりません。

頭皮の乾燥を防ぐ方法
頭皮の乾燥とかゆみはある程度、普段の生活の中で対策できます。
①加湿器を使う
部屋の湿度が低い場合は、加湿器を使って空気の乾燥を防ぎ、湿度を保ちましょう。
適切な湿度に調整すれば、空気の乾燥による頭皮の乾燥を防げます。
部屋の湿度に合わせて自動で加湿してくれるタイプのものがおすすめです。
加湿器がない場合は、部屋に湯を溜めたバケツをいくつか置いたり、濡らしたタオルをかけておくだけでも湿度が上がります。

②髪の洗い方を見直してみる
必要な皮脂を洗い流すと頭皮が乾燥するため、いかに汚れと過剰な皮脂だけを洗い流せるかがポイントです。
洗髪は1日1回までにしましょう。
指の腹を使って優しくもみ洗いし、温水ではなく、ぬるま湯(約38度)で洗い流すようにします。
シャンプーのすすぎが足りないのも頭皮トラブルの原因となる恐れが。
泡を全部流しきったと思ったところでさらにしっかり洗い流してください。
そして、頭皮に優しいシャンプーを使いましょう。
頭皮への刺激を抑えたいときは、マイルドな洗浄力を実現したアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。
保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなど)が含まれるものを選ぶとよりいいでしょう。
オススメのシャンプー、トリートメント
③ドライヤーを正しく使用する
髪の乾燥や頭皮のにおいを抑えるためにも、髪を洗った後のドライヤーは重要です。
ドライヤーを当てる前に、まずは十分にタオルドライしましょう。
ドライヤーをあてる際は、ドライヤーの温風を近くから当てないことが大切です。
少なくとも20cmは頭皮から離して温風を当てましょう。
集中的に温風を当てると、その部分が乾燥するため、熱が1点に集中しないように、常にドライヤーを振りながら当てることもポイントです。
また、髪が濡れたまま寝てしまうと、雑菌が繁殖して頭皮トラブルが起こる恐れがあります。
生乾きを防ぐために、髪の内側から髪と頭皮の湿り気がなくなるまでしっかり乾かしましょう。
④頭皮を保湿する
頭皮の乾燥を防ぐために、頭皮用の保湿ローションを使うのもおすすめです。
保湿ローションには、頭皮にうるおいを与える役割があります。
特に洗髪後は頭皮が乾燥しがちなため、保湿ローションでケアするといいでしょう。
ドライヤーの熱から頭皮を守ることもできるため、乾燥対策となります。
保湿ローションを塗布する際は、頭皮マッサージを取り入れて血行を促進しましょう。

⑤頭皮を紫外線から守る
頭皮のUV対策は顔や体に比べておろそかになりがちです。
帽子や日傘を使用して紫外線から守りましょう。
頭皮用の日焼け止めを活用するのもオススメです。
⑥生活習慣を見直す
十分かつ良質な睡眠や栄養バランスのとれた食事、適度な運動などを心がけましょう。
生活習慣を整えることで、健康な頭皮を維持しやすくなります。
十分な睡眠をとることによって、肌の新陳代謝を促進する効果が期待でき、頭皮の角質層にあるバリア機能を正常に維持できるため、頭皮の乾燥予防や保湿効果が期待できるでしょう。
早寝早起き、寝る前のスマホの閲覧を避けるなど、睡眠の質にも気をつけるようにしましょう。
食事では、タンパク質やビタミン、ミネラルなどをとれるように、肉や魚、野菜、果物、ナッツ類やきのこ類などを積極的にバランスよく摂取しましょう。
バランスの取れた食事をしていれば、頭皮環境を改善するために必要な栄養素を送り届けることができます。
水分も1日2リットルを目安にしっかり摂りましょう。
反対に、油分の多い食事や甘いもの、アルコールは頭皮の乾燥を悪化させる可能性があるため、食べすぎ、飲み過ぎには注意が必要です。
運動はウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳などの有酸素運動がおすすめです。
有酸素運動は全身の血行を促進する効果が認められています。
血液循環がよくなれば必要な栄養が頭皮まで供給されやすくなり、頭皮や髪の毛の健康をサポートしてくれます。

⑦できるだけストレスを溜めないようにする
ストレス社会とも呼ばれる現代では、その日のうちにストレスを解消する姿勢が求められています。
ストレスをできるだけためないように、毎日実践できるストレス解消法を身につけることが大切です。
通勤時に好きな音楽を聴いたり、ヨガや瞑想、適度な運動など、自分に合ったストレス軽減方法を見つけましょう。
まとめ
間違ったヘアケアや生活習慣の乱れなどは、頭皮の乾燥を引き起こします。
頭皮の乾燥の原因は1つだけとは限りません。
いろんな原因の可能性を見極めるためにも、日頃の生活環境や習慣を見直してみましょう。
頭皮の乾燥やフケ、髪の毛がパサついているなど異変を感じた場合には、すぐに頭皮の保湿対策を行うことが重要です。
そして、健康な髪の毛を維持するためにも、頭皮が乾燥しないように予防することも大切です。
頭皮の乾燥をケアして、健やかな頭皮環境を維持しましょう。

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